自動車ドアのコーティングの劣化具合の可視化

ハイパースペクトルカメラを使い、コーティングが劣化し剥がれている自動車ドアの部分を撮影しました。

使用機種 | HSC1803-USB3 |
撮影対象 | 自動車ドア |
撮影場所 | 屋外 |
このデータから、主観ではありますが劣化具合が異なるであろう箇所を決め、その箇所の平均ハイパースペクトルデータを抽出しグラフ化を行いました。


グラフより、Area1,Area2,Area3とスペクトルグラフの形状が違うことがわかります。
また、グラフから550-650nmの領域でArea1-3の反射強度に違いが見受けられたため、そこから630nmのスペクトルデータのみを表示してみました。

複雑な解析アルゴリズムを使わずとも、1つの波長データのみでも、違いを見ることができる一例となります。