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ハイパースペクトルカメラの自動撮影のために

多くのお客様とお会いしていると、いろいろな撮影環境でハイパースペクトルカメラを使いたいということがわかってきました。
例えば、「同じ時間間隔で撮影」「離れた場所にカメラを設置して、自動で撮影したい」「コマンドで撮影を制御したい」などです。
そのような声を集め、当社のソフトウェアはいろいろな撮影を行うために便利な機能を開発・実装してきました。

今回は、HSCamSharpによる自動で撮影を行うための機能をご紹介します。

無人や遠方設置で便利な機能

主に、指定した時間等で自動で撮影したり、同時に簡易解析を行ったりなど無人で撮影を補助する機能を実装しています。

・Windowsコマンドライン引数
・スケジュール撮影(定刻/定期)
・ZIP保存
・同時簡易解析(差分演算)
・撮影/解析データ分離保存

外部サービスとの組み合わせ

撮影ソフトとは別に、いくつかの外部のサービスを活用することで、より快適な撮影を実現することが可能です。既存のサービスの他に、オープンソースとしても様々なソフトウェアが存在します。自身でシステムを構築したい場合などに便利です。

遠隔操作

自動撮影設定を行っているけれども、設定を変更したり、急遽撮影を行いたい場合、わざわざカメラを設置している場所に行くことなく撮影をするのに便利なサービスがあります。それは、Windowsに実装されているリモートデスクトップ機能やGoogleChromeのリモートデスクトップやVNC(Virtual Network Computing:ヴァーチャル・ネットワーク・コンピューティング)を組み合わせることです。

クラウドストレージにデータ保存

定期的に撮影を行っていると、保存しているデータがハードディスクを埋め尽くしてしまう可能性があります。
予め、大容量のハードディスクを用意していれば安心ですが、クラウドサービスを使う方法もあります。
GoogleドライブやDropboxのようなサービスを使い、あらかじめ撮影データをや解析データの保存先として指定しておくことで、撮影データを手元に残しておくことができます。
クラウドサービスによっては、データ容量に限度があるため、必要に応じて大容量プランなどに加入しておく必要があります。

いろいろなカスタマイズが可能

また、自社で開発しているソフトウェアのため、様々な撮影機能をカスタマイズ・実装が可能です。
ソフトウェアのカスタマイズなどご質問がありましたらいつでもお問い合わせください。

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