ハイパースペクトルカメラによる血流効果の可視化
腕に血流に関わる塗り薬(鎮痛剤)を塗布したものを「塗布前」と「塗布後15分経過」した状態をハイパースペクトルカメラにて撮影し、比較解析を行いました。
撮影機種 | HSC1702 |
撮影対象 | 腕 |
撮影場所 | 屋内 |
まずは、ハイパースペクトルデータからRGBイメージと鎮痛剤を塗布した箇所を示します。
次に示す画像は、塗布前と塗布後のRGBイメージです。しかし、見た目においては変化がわかりません。
そこで、塗布後15分のハイパースペクトルデータから鎮痛剤塗布領域のデータを教師データとして、解析をおこないました。
塗布前-解析- 塗布後(15分経過)-解析-
解析結果画像から、鎮痛剤塗布したエリアと何も塗っていない皮膚において、スペクトル変化が現れたことを示しました。これは、酸素飽和度と関連があると考えています。